みなさん、こんにちは!
今回ご紹介するのは、Mr.Childrenが2008年に発表した名曲「GIFT」です。
オリンピックのテーマソングとしてもお馴染みのこの曲は、単なる勝者のための歌ではなく、戦うすべての人、そして日々を懸命に生きるすべての人への極上の人間賛歌となっています。歌詞の一言一言に込められた、優しくも力強いメッセージを、今回も深く丁寧に紐解いていきます!
①曲情報
発売日:2008年7月30日
収録アルバム名:SUPERMARKET FANTASY
タイアップ情報:NHK北京オリンピック、パラリンピック放送テーマソング

②1番AメロBメロ
一番きれいな色ってなんだろう
一番ひかってるものってなんだろう
僕は探していた 最高のギフトを
君が喜んだ姿をイメージしながら
本当の自分を見つけたいって言うけど
生まれた意味 を知りたいって言うけど
僕の両手がそれを渡す時
ふと謎が解けるといいな
受け取ってくれるかな
物語は、大切な誰かのために、一番きれいな色や、ひかってるもの、という最高のギフトを君の喜んだ姿を想像しながら探し回っているような景色から始まります。
その探し回ったギフトを渡した時の、君の表情を見た時に、自分の存在する理由がこれだ!と思うわけですね!
長い間 君に渡したくて
強く握り締めていたから
もうグジャグジャになって
色は変わり果て
お世辞にもきれいとは言えないけど
探してから月日が経ってて渡したくても渡せなかった日々が続いていたのか?
君の記念日のようなものがあり、ずっと前から探して大切にしすぎて色褪せてしまったのか?
いつか想いを伝えようとして必死に自分で君への想いを伝えようとしたけど、伝えたいことが多すぎてうまく伝えられないような感情を表現しているのかもしれません!
③1番サビ
白か黒で答えろ という
難題を突きつけられ
ぶち当たった壁の前で
僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に
無限の色が広がってる
君に似合う色探して
やさしい名前をつけたなら
ほら一番きれいな色 今 君に贈るよ
この曲はオリンピックの主題歌ということもあり、白黒といえば勝負の世界、必ず勝者敗者は決まるけど、選手たちにはそれぞれふさわしい色があるんだよとエールを送る歌詞にも捉えられますね!
オリンピックを抜きにして考えてみると、君への想いがグチャグチャになるほどたくさんある中で、白か黒か、2択のうちどちらかで答える、究極クエスションを迫られている主人公。
でもこの主人公は、白黒の二択以外にもたくさんの君への想いがあり、そこから1番ふさわしい答えを出して、1番君が喜びそうなものを贈ろうとしているのでしょう!
④2番AメロBメロ
地平線の先に辿り着いても
新しい地平線が広がるだけ
もうやめにしようか
自分の胸に聞くと
まだ歩き続けたいと返事が聞こえたよ
知らぬ間に増えていった荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる
2番からは、主人公と君と一緒にGIFT探しの旅に出かけているかなと思います。
一つのゴール(地平線)に辿り着いても、そこにはまた新しいスタート(次の地平線)が広がるだけ。その果てしない道のりに疲れて、もうやめにしようか、と心が折れそうになります。しかし、自分の本音に問いかけてみると、まだ歩き続けたい、という力強い返事が内側から聞こえてくるのです。
生きるほどに増えていく人生の重荷や責任(荷物)も、君がそばにいてくれるなら、君の分まで持って歩いていける。支え合える存在がいるだけで、頑張っていける。すごい素敵な歌詞ですよね!GIFTの中でこの歌詞が1番好きです!
⑤2番サビ
果てしない旅路の果てに
選ばれる者とは誰
たとえ僕じゃなくたって
それでもまた走っていく 走っていくよ
降り注ぐ日差しがあって
だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って
互いを讃えあっているのなら
もうどんな場所にいても 光を感じれるよ
旅路の果てに、選ばれる者(金メダリストや成功者)になれるのは、ほんの一握りだけかもしれません。
たとえ自分がその選ばれる者になれなかったとしても、それでもまた走っていく、という宣言に激しく心を揺さぶられます。
世界には光(日差し)があれば、必ず影(日陰)もあります。
表舞台で輝く人も、陰で努力を続ける人も、そのすべてが意味を持って互いを讃えあっている。
そう思えたとき、私たちは自分がどこに立っていようとも、人生の光をしっかりと体感することができるという、すごく背中を押してくれる歌詞です。
⑥大サビ前から大サビ
今 君に贈るよ
気に入るかなぁ 受け取ってよ
君とだから探せたよ
僕の方こそありがとう
一番きれいな色ってなんだろう
一番ひかっておるものってなんだろう
僕は抱きしめる 君がくれたギフトを
いつまでも胸の奥で
ほらひかってるんだよ ひかり続けんだよ
主人公は、ここまで一緒に困難を乗り越えてきた君へ、自分が探してきたギフトを君へと手渡します。
そして、自分が君に贈るために探していたはずの、最高のギフトとは、君が自分にくれているものでもある、と気づくのです。
君がいてくれたからこそ、探せたよ。
僕の方こそありがとうというフレーズは、双方向の感謝へと昇華する瞬間です。
君がくれたそのギフトをいつまでも胸の奥で抱きしめ、それはこれからも自分の人生をずっとひかり続けるんだよと、お互いがお互いにとってのギフトであるという、素敵な意味が込められているのだと思います。
・まとめ
Mr.ChildrenのGIFTは、私たちが生きる日々のなかで、迷ったり、誰かと比べたり、負けそうになったりしたときに、いつでも優しく暖かく包み込んでくれる極上の救い歌です。
一番きれいな色とは、誰かが決めた金メダルの色ではなく、あなたがあなたらしく懸命に生きてきた、その軌跡のなかに転がっている無限の色なのだと、この曲は教えてくれているのではないでしょうか。


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